銀座で大人のビストロ料理を。カウンターで、個室で、ウェグナー/モーエンセン/ヘニングセンとイスにもこだわったフランス料理レストランです。

縞?島? 夏なのに冬?。

縞?島? 夏なのに冬?。

120921news.jpgシマアジと冬瓜のマリネ  1900円

名前の由来はいろいろな説があったりして面白いですよね。
今回ご紹介する料理の主役たちにも、もちろんその名の由来があります。

まずはシマアジ。
一般的に名前の漢字は1つだと思いますが、その名の由来によってシマアジには2つの漢字があります。
「縞鯵」は身体に黄金色の縞があるから。「島鯵」は伊豆諸島や太平洋沿岸の島々で多く捕ることが出来るから。
さすがアジ達のなかで1番の高級魚。2つも漢字があるなんて、格の違いですね。ちなみに「ギュウギュウ」と鳴くそうです。
シマアジは、真鯛のような上品な白身でありながら、アジ独特の背の青い魚の旨みも含まれていて、脂も上質でクセがありません。

そして冬瓜。
名前だけみると冬の野菜のようですが、立派な夏野菜です。
他のウリに比べて晩熟で、収穫してからも丸のまま冷暗所に置けば、冬まで保存が可能ということから名付けられたというのが一般的な由来と言われています。
夏野菜の特徴である体内の余分な熱を取り除くことはもちろん、のどの渇きも癒してくれる、夏バテには欠かせない野菜の1つです。さらにビタミンCも豊富で、カリウムや食物繊維も含まれています。なにより水分が95%以上をしめるので、海草並みの低カロリー食品です。嬉しい限りの野菜です。

下処理をしたシマアジはまず塩でマリネします。そしてワインビネガーでマリネ。盛り付ける直前で皮を剥いだ面を軽く炙り、香ばしくシンプルに仕上げます。
冬瓜は帆立貝の旨みが加えたブイヨンで煮込みます。そしてグレープフルーツのビネガーでさっぱりと仕上げます。
からし水菜やきゅうりとともに盛り付け、まわりにグリーンマスタードのソースを流せば、残暑も吹き飛ぶ、さわやかな一皿の完成です。