銀座で大人のビストロ料理を。カウンターで、個室で、ウェグナー/モーエンセン/ヘニングセンとイスにもこだわったフランス料理レストランです。

素朴なおいしさ

素朴なおいしさ

news131025.jpgスープ・ド・ポワソン ¥1,000-

「たかがスープ」と侮ってはいませんか?
スープとは香りや季節感、食材がもつ魅力を液体だけで表現しなくてはいけない。
簡単そうに見えて実は、もっともシビアなジャンルなのです。

フランス料理のスープの歴史は古く、フランスが国として形成されるはるか昔の紀元前500年頃
まで遡ると言われています。
田舎に行けば、どこの家にもあった暖炉やかまどを使い、そこに材料と水をいれた
大きな鍋をかけてコトコト煮るのが昔の調理法の主体でした。
そして燃料節約のため大量に作り、パンも同様に大量に焼くため、固くなったパンを
汁でふやかすのは合理的な食べ方でもあったのです。
そうした理由から、スープとは長くフランス人に親しまれてきた
家庭料理の原点といえるのです。

前置きが長くなってしまいましたが
今回は南仏のビストロの定番「スープ・ド・ポワソン」のご紹介です。
アンテリブルでは、アナゴや白身の魚、特に岩礁に棲む魚を厳選しています。
それらをぶつ切りにして内蔵ごと煮込むことで非常に濃厚な仕上がりになっています。

仕上がったスープに魚の姿、形はありませんが
それぞれのエッセンスがしっかりと溶け込んだ風味豊かなスープは
シンプルな見た目とは裏腹にとても贅沢なものです。

チーズをたっぷりと乗せて焼いた香ばしいバケットとルイユを添えれば
もう何もいりません。

素朴なおいしさの「スープ・ド・ポワソン」をアンテリブルにて是非ご賞味ください。